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原型師による・原型師のための研究会〜中編?

こちらの研究会では、

毎度このように女性モデルと男性モデルとを比較しております。


立体を製作される方ならではのご要望を出来るだけ吸い上げたく、

こんなポーズや角度からモデルを見た事ない!

というものを多くやっています。




この写真の日は体幹部分だったので、

ヌードとランジェリーを付けた状態でのバストの変化も観察しました。

ランジェリーについてはもちろん、

解剖学的視点からの解説も。


身体に身につけるものはちゃんと構造を考慮して作られているんだなと

本当によく分かります。


和服も洋服も、どちらもそう。


私も解説の中で発見する事も多々あり

勉強になります。





この日は競泳水着の仕組みと、
実際着用して動いた時に表面に出てくるシワなどを特に観察しました。


股関節周辺に何か書き込んであるのは
分かりづらい股関節周辺の筋肉です。

教科書に書き込むのと同じように
人体にも書き込むのです。

私も学生時代、
表面解剖学の授業でよくやりました。

それが今、しかも芸術家の方の役に立っているなんて…
当時は考えもしなかったですね😆😆




ちなみに…

フィギュア業界のバストの形はブームがあるそうで、今流行っているものは普通では有り得ない形。




二次元と三次元の融合という大変難易度の高い、

しかも正解のない闘いを日々続けている原型師さん方は本当に勉強熱心な方ばかりで頭が下がります🙏🙏




残りは後編。


予定回の12回を全部終えてから

また報告する事にします。


👋